景観協定・
事前協議について

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景観協定・事前協議について

名古屋市西区那古野一丁目地区界隈は、超高層ビルが建ち並ぶ名古屋駅地区から東に1㎞に位置し、江戸から昭和・平成・令和へと時代が移り変わる中で、今でも人情味があふれ、落ち着いた町並みが大きな魅力となっています。
このような良好な景観を大切にしながら、落ち着いた住環境と商業が心地よく共存する那古野一丁目地区を守り育てていくために、那古野一丁目地区景観協定を締結し、2021年6月18日に名古屋市に認可(景観法)されました。名古屋市内では、名駅三丁目地区に次いで、2番目の景観協定地区です。
那古野一丁目地区景観まちづくり推進委員会では、那古野一丁目地区内での建築計画等について、景観協定の事前協議を実施するなど、景観協定運営を支援しています。
事前協議の対象は、建築物や工作物(駐車場等)の新設・外観の変更等、広告物の掲出など、景観形成に大きく関わるものです。施主を始め建築関係者の方々に景観協定の趣旨やルール内容を説明し、周囲の景観と調和するよう配慮していただくことをお願いしています。

景観協定地区

※地図中には景観協定が締結されていない土地も含まれています。

景観協定地区内で次の行為を計画・構想する場合

  • 建築物の新築、増築、改築や移転、用途の変更、外観の変更を伴う修繕、模様替、色彩の変更
  • 工作物の新設、増築、改築や移転、外観の変更を伴う修繕、模様替、色彩の変更
    ※工作物とは、門、さく、塀、自動販売機、駐車場等が対象です
  • 広告物の表示(表示内容の変更を含む。)または掲出物件の設置
  • 計画変更可能な時期に事務局へ連絡
  • 事前協議那古野一丁目地区景観協定運営委員会・景観まちづくり推進委員会による
  • 確認申請・工事着手
那古野一丁目地区景観協定 
ルールについて
分類 項目 内容
建築物・工作物 高さ 建築物等の高さは20m以下とする。(高さには塔屋、手すり等を含む)
用途

次の用途の建築物の建築及びそれらへの用途変更をしてはならない。

  • ・床面積300㎡超の〔マージャン屋・ぱちんこ屋・射的場・カラオケボックス「等」〕
  • ・床面積500㎡超の〔店舗・飲食店〕
  • ・性風俗店
  • ・勝馬投票券発売所、場外車券売場、場内車券売場又は勝舟投票券発売所
壁面位置 1・2階の外壁面の位置は、できる限り周辺の建築物とそろえる
色彩 落ち着いた色彩とする
素材 1・2階の外壁は自然素材(木・石など)を使用するよう努める
軒庇・格子 1・2階は軒庇や格子の設置など街並みの統一感に努める
建築設備 室外機などの建築設備は、道路から目立たないよう配慮する
駐車場
  • ・車の出入口はできる限り少なくし緑化など修景に努める
  • ・機械式駐車場は設置しない。やむを得ず設置する場合は修景する
広告物 自動販売機 落ち着いた色彩や建築物と一体的に設置するなど配慮する
種類 自家用広告物とする(公共性の高いものは除く)
規模 掲出は最小限にとどめ、一つの表示面積は2㎡以下とする
色彩 街並みに調和した色彩とする(1㎡以上のものは彩度6以下を基調とする)
電光表示等 原則、点滅や輝度の変化、音響を伴う広告物は設置しない
屋上広告 屋上広告は設置しない(下端高さ5m以下のものは除く)
地上広告 地上広告は高さ4m以下
その他 かんしょ・路地 歴史的な建築物をできる限り保存・活用し、昔ながらのかんしょ(路地空間)の保全や風情漂う景観の演出に努める
緑化 景観に効果的な緑化に努める
照明 設置する場合は、住環境に配慮し、落ち着きのある夜間景観の創出に努める
地域活動 地域施設の管理・清掃、防災訓練等、地域活動の参加に努める
  • ※ルールの詳細はこちら(協定書)をご確認ください。
  • ※協定区域はお問い合わせください。
参考 : 那古野一丁目地区景観協定(名古屋市HP)
https://www.city.nagoya.jp/jutakutoshi/page/0000141180.html
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